忍者ブログ

ろかろえぽんの日記的なもの

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > ウディタ講座 > ウディタでアニメーションを作ろう2 コモン編

ウディタでアニメーションを作ろう2 コモン編

前回に引き続きアニメーションの作り方です。
前回はアニメを再生するための準備みたいなものです。
ユーザーデータベースに色々設定したところで終わりました。
しかしこれだけではアニメは再生できません。

今回はそれを呼び出すコモンを作ります。


やり方


まずはコモンイベントエディタを開きます。空いているコモンイベントに書いていきます。
起動条件は「呼び出しのみ」です。


①ユーザーデータベースに設定した情報を、コモンセルフに読み込む

まずは使うコモンセルフに名前を付けてみましょう。(つけなくてもまぁ大丈夫ですが)

Cself5を画像、Cself1を横、Cself2を縦、Cself3を総数、Cself4を拡大率という名前にします。
そしてそれぞれに、ユーザーデータベースの情報を代入します。

最終的にこのようになります。

■DB読込(ユーザ):Cself5[画像】=ユーザDB[アニメーション:斬り:アニメ画像ファイル]
■DB読込(ユーザ):Cself1[横]=ユーザDB[アニメーション:斬り:アニメ画像[横]分割数]
■DB読込(ユーザ):Cself2[縦]=ユーザDB[アニメーション:斬り:アニメ画像[縦]分割数]
■DB読込(ユーザ):Cself3[総数]=ユーザDB[アニメーション:斬り:アニメパターン総数]
■DB読込(ユーザ):Cself4[拡大率]=ユーザDB[アニメーション:斬り:拡大率]

※セルフ名はCself[●●]←このまるいとこです。右上にある「セルフ変数使用状況」で設定できます。

よくわからない方はこの手順で入力してください。

1.[コモン]イベントコマンド入力→「4DB操作」を選択→「ユーザDB」

2.「DBタイプ番号」は「アニメーション」を選択

3.「データ番号」は「斬り」を選択

4.「項目番号」は「アニメ画像ファイル」を選択
(名前から選択するとわかりやすいのでおすすめです)

5.「変数に代入」をクリック

6.「変数/文字列」で「Cself5」を選択。

(ここまでで上の1行目です。これをあと4回やります。同じ流れで項目番号と代入するCselfを変えればOKです)

(おまけ)
画像ファイルは文字列なのでCself5~9の中から使い,他はそれ以外ならどの番号を使ってもいいです。今は1~4にしていますが変更も可能です。

※Cself=コモンセルフと言う意味です。Cself1はコモンセルフ1番ということです。

 

②ピクチャを読み込む

「Aピクチャ表示」でピクチャを表示します。

1.ピクチャ番号は都合がいいように設定してください。(今回は適当に1111にしました)

2.「[2]ファイル読み込み(文字列変数でファイル指定)」を選択。

3.「ファイル」には「1600005」を入れる。

4.「分割数」の「横」には「1600001」、「縦」には「1600002」を入れる。

5.スクロールとリンクにチェックを入れる。

6.座標は各自で好きなように設定。今回はとりあえずX0,Y0にしました。

7.表示形式は「通常」か「加算」のどちらかにしたらうまくいきます。通常で変な感じに再生したら加算に直せばOKです。

8.「拡大率」のところには「1600004」と入れる。

あとはいじらなくて大丈夫です。最終的にこんな感じに表示されます。


■ピクチャ表示:1111[左上]ファイル(Cself5[画像])X:0 Y:0/0(0)フレーム/パターン1/透225/加算/角0/
拡Cself4%/カラーR[100]G[100]B[100]


③パターンと発動ディレイを設定

まずはこれを準備します。適当な番号のコモンセルフを0にします。
なんだこれ?と思う方は何も考えずにこれを入力しましょう。

■変数操作:Cself10[パターン]=0+0
■変数操作:Cself11[ディレイ]=0+0

コモンセルフの名前は付けなくても大丈夫です。私はパターンとディレイという名前にしてみましたが・・・。
今回は10番と11番を使います。(使っていない番号を使います。)

そしてこれを入力します。

■回数付きループ[Cself3]回
|■変数操作:Cself10[パターン]+=1+0
|■変数操作:Cself11[ディレイ]+=1+0
|■ピクチャ移動:1111相対X:0 Y:0/0(Cself11)フレーム/パターンCself10/透同値/表示形式:同値/角同値/
|拡同値カラーR[100]G[100]B[100]
|ウェイト:2 フレーム
◇ループここまで◇◇

分からない方は一緒にゆっくりやっていきましょう。出来た方は次に進んでください。

1.回数付きループの設定。「Hイベント制御」→「回数付きループ」→「1600003」を入れる

2.変数操作からコモンセルフ10と11に+1する。

3.「Aピクチャ」を選択→「ピクチャ番号」はさっきと同じ番号に設定。
「移動」をクリック。

4.「座標」は「相対モード」にチェックを入れる。座標の数値はさっきと同じ数値です。

5.「パターン(1~)」と言う項目の中に「1600010」を入れる。

6.「発動ディレイ↓」の項目の中に「1600011」を入れる。

7.他の項目全部「同値」にチェックを入れる。→OKボタン

8.「Hイベント制御」でウェイトを入れる。1,2,3あたりがいいと思います。好きなように変更可能です。数値が大きいと再生する時間がゆっくりになります。
(今回は2フレームにしてみました。)
これで上のように表示されると思います。

 

④ピクチャ消去

 

「Aピクチャ」を選択→「消去」をクリック→好きなフレームを入れる。一瞬で消したい場合は0フレームでOKです。
このように表示されます。

■ピクチャ消去:1111(0)0フレーム

 

これで完成です!!

あとは再生したいタイミングでコモンを呼び出すだけです!

最初は難しいかもしれませんが慣れるととても簡単ですので、ぜひアニメを沢山作ってみてください。

今回はこれで終わります。お疲れ様でした。

拍手

PR

Comment0 Comment

Comment Form

  • お名前name
  • タイトルtitle
  • メールアドレスmail address
  • URLurl
  • コメントcomment
  • パスワードpassword

PAGE TOP